2025 GSTR GRAND PRIX F110 CUP ROUND 4 OKAYAMA RACE8 FINAL

酒井 涼が悲願の初勝利をポール・トゥ・ウィンで飾る

2025 GSTR GRAND PRIX F110 CUPのラウンド4のレース8が8月31日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした77号車・酒井 涼(KF MOTORSPORT F110)が、初勝利をポール・トゥ・ウィンで飾りました。

朝から強い日差しが降り注ぐ岡山国際サーキットでは、8時45分から12周または25分で行われる決勝レースが行われました。スタンディングスタートにより戦いの火蓋が切られたレースは、ポールポジションの77号車・酒井がスタートで一瞬出遅れたものの、なんとかトップを守りホールショットを決めます。一方、3番グリッドの27号車・豊島⾥空⽃(Dr.Dry Racing F110)が好スタートで2番手にポジションをアップ。これに、2番グリッドの12号車・加納康雅(AKILAND F110)が続きました。

3番手に順位を落とした12号車・加納でしたが、すぐに反撃に転じます。27号車・豊島の背後にぴったりとマシンをつけた12号車・加納は、ヘアピンカーブでアウト側にマシンを振り、次のレボルバーコーナーで2番手に返り咲きました。オープニングラップを終えたところで、トップは77号車・酒井。これに、12号車・加納、27号車・豊島、45号車・上野晴紀(TEJ-project)が続きます。

トップを走る77号車・酒井が2位以下を引き離しにかかる一方、その後方では、すでにシリーズチャンピオンを決めている21号車・落合蓮音(HOJUST & EAGLE)が、激しい追い上げを見せます。9番グリッドからスタートした21号車・落合は、すでに1周目に4台を抜き、5番手までポジションをアップ。さらに2周目には4位、そして4周目には表彰台圏内の3位まで順位を上げました。

しかし、実力が拮抗するトップ3はお互いにライバルにオーバーテイクの隙を与えず、そのポジションを保ったままファイナルラップへ。「スタート後は落ち着いてレースができた」という77号車・酒井はトップでチェッカードフラッグを受けポール・トゥ・ウィン、悲願の初優勝を飾りました。「やっと優勝できました。開幕戦から少しずつですが成長できてよかった」とは77号車・酒井。2位に12号車・加納、3位に21号車・落合が続きました。

全8戦を終え、シリーズチャンピオンに輝いた21号車・落合は、「当初は参戦する予定がなかったF110カップでしたが、参戦してみてレベルの高さに驚くとともに、レースで走る楽しさをあらためて噛みしめることのできた1年でしたし、シリーズチャンピオンを獲得できたのが大きな自信になりました。応援してくれた両親やスポンサー、サポートしてくれたチームに恩返しできてうれしいです」とシーズンを振り返えりました。チームタイトルは21号車・落合を擁するイーグルスポーツが獲得しています。
F110CUP
Report : Satoshi Ubukata